今さら聞けないAmazonマーケットプレイスとは?概要などサクッと理解

今さら聞けないAmazonマーケットプレイスとは?概要などサクッと理解

巷で良く聞く「マーケットプレイス」という言葉、これはもともとAmazonが2000年の秋に発表した構想で、平たく言えばAmazonというショッピングモールをAmazon以外の売り手にも一般公開する仕組みを指す。

実は我々がAmazonでショッピングをする時、Amazonから直接購入している場合とAmazon以外の売り手から購入している場合の2通りが存在する。Amazonで買い物をしたのに、「amazon」というロゴの入ったパッケージで届く場合と、どこかオリジナルのようなラッピングで届く場合があるが、後者の場合には実はAmazon以外の売り手から購入していたのだ。

今や一般的となったAmazonマーケットプレイスだが、今さら人に聞くのは少し恥ずかしいという人のために、今回はAmazonマーケットプレイスの仕組みとその見分け方、さらに有効な活用方法などを簡単にまとめてみる。

1. Amazonマーケットプレイスとは?

Amazonマーケットプレイスとは、その名の通りAmazonが提供する市場のことで、Amazon以外の第三者であっても自由にAmazonに出店ができる仕組みだ。もともと2000年に米国Amazon.comでスタートされたこの構想だが、今や世界10カ国以上で展開されている。

Amazonはカタログ上でAmazon以外の売り手も掲載し、顧客はその商品をAmazonから買うかそれ以外の売り手から買うかを選択することができる。Amazon以外の売り手のほうが安い、あるいはAmazonが在庫を切らしているなどの理由から後者が選ばれた場合、Amazonは売上を失う代わりに売り手から少額の手数料を受けとるという仕組みだ。
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※上記の例では、顧客がこの商品を購入した場合、表記されているSpigen JAPANから注文したことになる。Amazon.co.jpが発送とあるのは、このセラーがAmazonに発送してもらうオプションサービスを利用しているから。

2. 楽天市場の仕組みと何が違うのか?

ここで疑問に思った方もいるかもしれないが、このマーケットプレイス方式は楽天市場で利用されている市場方式と何が違うのだろうか?実は基本的な仕組みは全く同じで、Amazonはもともと自社で在庫を持ち顧客からの注文を全て自前で処理していたが、2000年に入り後からこのマーケットプレイス方式を採用したということになる。

実は楽天とAmazonの最大の違いはここにあり、楽天は自社で在庫を持たないマーケットプレイス方式のみを展開しているが、Amazonは自社で在庫を持ち商品を販売する傍ら、マーケットプレイス方式も併せて展開するというスキームだ。
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3. 購入者は誰から買うかを選ぶためにはどうしたら良いのか?

では、Amazon以外の売り手が販売している商品も購入してみたいという場合にはどのようにすれば良いのか?

Amazonのカタログページでは出品者の一覧を確認できるリンクが設置されており、こちらクリックすることで確認が可能となっている。
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例えば上記の画面で、「新品の出品:50¥ 644より」をクリックすると、50名の出品者の一覧を確認することができる。

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なお、Amazonでは価格や配送日数など総合的に勘案した上で最も最適な出品者にショッピングカートボックス(BuyBox)を与えており、購入者は特に指定がない場合には自動的にベストな出品者から購入する仕組みとなっている。しかし出品者の評価が気になる場合や自分好みの注文スタイルがある場合には自分にとって最適な出品者を選択し、カートに入れよう。

あわせて読みたい:AmazonのBuyBoxについて知っておくべき5つのこと

4. 買うだけじゃない、自分で出品もできるAmazonマーケットプレイス

普段Amazonで購入することはあっても、自分でAmazonに出品したことのある人は意外に少ない。上記のマーケットプレイスの仕組みを利用することで、誰でも簡単にAmazonで販売をすることができる。

Amazonマーケットプレイスでは大きく分けて2つの売り手のタイプが存在する。それが小口出品大口出品だ。前者は主に個人での販売を想定した形態で、機能が一部制約される代わりに販売手数料が低く抑えられる。逆に後者は事業的規模での販売を想定した形態で、全ての機能が利用できる反面、登録後に月会費が発生する。両者の詳しい違いは下記の記事を参照いただきたい。

あわせて読みたい:大口出品(Professional)と小口出品(Individual)で迷った時の決め方

Amazonでは出品した商品のカテゴリごとに細かく成約手数料や販売手数料が定められており、これは小口出品であっても大口出品であっても同様に発生する。また、Amazonが売り手に代わり注文の発送を請け負うFulfillment by Amazon(FBA)のサービスを利用した場合には、これもFBA手数料が発生する。カテゴリにもよるが、およそ販売価格の15%から30%がAmazonに対して支払う手数料の相場観と言えるかもしれない。

あわせて読みたい:知らないと損する、Amazon出店にかかる手数料まとめ

4-1. マーケットプレイスに出店するためのセラー登録手続き

Amazonのマーケットプレイスに出店するためには、通常のAmazonアカウントとは別にAmazonセラー専用のアカウントを取得する。といっても手続きは簡単で、売上金を受け取るための銀行口座と、必要な手数料を支払うためのクレジットカードの情報があれば登録は1分で完了するので、興味がある方は下記の記事に従い手続きを進めてもらいたい。

あわせて読みたい:1分で出来るAmazonのセラー登録の方法

4-2. 海外のマーケットプレイスにも出店が可能

Amazonでは近年グローバルセリングというキャンペーンに力を入れており、これは日本のAmazonに出店している売り手が、同時に海外のAmazon.comやAmazon.co.ukなどにも出店することを指す。国が変われば管轄が変わるため、日本のAmazonマーケットプレイスのアカウントの他に別途海外のAmazonマーケットプレイスのアカウントを取得する必要があるが、こちらも海外銀行口座など必要なものさえ揃っていれば登録は1分で完了する。こちらも興味がある方は実践してみてもらいたい。

あわせて読みたい:Amazonグローバルセリングの概要とアカウントの登録方法〜販売まで

まとめ

今回Amazonマーケットプレイスの概要を簡単にまとめてみたが、この仕組みがあることで顧客は購入の選択肢が増え、また売り手はAmazonの集客力を利用できるというメリットがある。まだAmazonで販売したことがないという人は一度Amazonで販売してみると良いかもしれない。そうすることで、どのような売り手が優良な出品者なのか違いを把握できるし、顧客としてより上手なAmazonの使い方も分かってくる。売り手と買い手を結びつけるマーケットプレイスは、Amazonを利用する上でもはや欠かせない仕組みになっている。

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