Flipkartが自社のビジネスへの新たな評価基準を導入

Flipkartが自社のビジネスへの新たな評価基準を導入

インドのEC最大手FlipkartのCEOであるBinny Bansalは、自社のビジネスへの新たな評価基準を導入したことをThe Economic Timesのインタビューで発表した。Bansal氏によれば、これまでEC企業の評価軸としてGMV(Gross Merchandise Volume:取引総額)がよく用いられてきたが、FlipkartはNPS(Net Promoter Score)と呼ばれる顧客のロイヤリティを示す指標を導入していくとのこと。

GMVは最終的なアウトプットの総量を示す指標であるのに対して、NPSはインプット段階での評価軸となる。顧客がFlipkartに対してどの程度のロイヤリティを持っているのかを測ることで、何か異変があればすぐにその原因を突き止め改善していくことができる。

この評価プロセスの変化は、これまで多くのユニコーン企業が経験してきた市場評価によるブレに起因しているとBansal氏は語る。

市場のネガティブな評価は新たな現象で、大体は小口投資家による理論的な行動と捉えられる。我々からすればバリュエーションはいつ資金調達するかということであり、調達する段階で初めてマーケットでのバリューがクリアになる。逆に調達するまでは、企業のバリューというのは見る人によって異なるものだ。誰かにとってはネガティブだし、誰かにとってはポジティブに写る。

近年ユニコーン企業の多くは、市場の評価を気にするあまり誤った決断をしてしまうケースが後を絶たないが、市場評価を気にせず顧客のロイヤリティにフォーカスしていくというFlipkartの新たな試みは、EC業界における他の企業の多くも参考とすべきアプローチかもしれない。

参考記事:Flipkart will remain the largest player in online retail, no challenger in sight for top slot: CEO Binny Bansal

コメント0
CATEGORY :
TAG :

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)

COMMENT ON FACEBOOK