過去2年で立ち上がったインドのスタートアップのおよそ1,000社が事業失敗という事実

過去2年で立ち上がったインドのスタートアップのおよそ1,000社が事業失敗という事実

Eコマース業界でも特に注目されているインド市場だが、あるショッキングなデータがある。インドで過去2年に創業されたスタートアップのうち、およそ40%に相当する1,000社がすでに事業を廃止しているとのことだ。

2014年6月からインドでは2,281のスタートアップが創業された。Eコマースやヘルスケア、ロボティクスに物流管理、フードテクノロジーにオンラインリクルートなどその事業領域は多岐にわたる。しかし、デリーの調査会社Xeler8の報告によれば、創業された2,281のスタートアップのうち、997のスタートアップはすでに事業を畳んでいるという。
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主な理由は資金不足だという。Xeler8のRishabh Lawania氏によると、資金を調達できたスタートアップは少しだけ長く持ちこたえることができたが、残りのスタートアップに関してはスタートから12カ月以内に息絶えてしまうことがほとんどだという。仮に調達できたとしても、12-16カ月以内に174社が、16-24カ月以内に43社が倒産している。FlipkartやSnapdealのようにユニコーン企業にまで成長できたり、DelhiveryやXpressBeesのようにアリババと協業できるケースは極めて稀で、そのほとんどはイノベーションの不足により差別化が図れず、他の同種のスタートアップに埋もれて息絶えてしまうという。

倒産するまでの期間の分布

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失敗したスタートアップの多くは、レッドオーシャン市場と言われるEコマース、フードテクノロジー、ロボティクス分野に集中するという。具体的には、Eコマース分野ではライフスタイル系の商品を扱うFashionara、ファッションマーケットプレイスを展開するDoneByNone。フードテクノロジーの分野ではDazo, Spoonjoy, Eatloなどがある。人材採用のマーケットプレイスを展開していたTalentPad.com、レジャーアクティビティーのマーケットプレイスを展開するTushky、オンデマンドで洗濯を依頼できるToolerなども一時話題になったものの、現在はサービスを停止している。

倒産したスタートアップの産業別割合

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しかし事業の失敗自体は起業家としての失敗を意味するわけではない。75%の起業家は失敗後にもう一度トライすることはしなかったが、残りの25%の起業家たちは再度挑戦する可能性が高いという。なぜなら、失敗した起業家たちの平均年齢は27歳なのだ。彼らにはもう一度挑戦するには十分な時間が残されている。

Source:50 percent startups fall in two years, inefficiency, fund crunch the cause
Source:Nearly one in every two new startups fails: Study

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